【雑談】頻繁に金縛りにあっていた時に体験した恐い話【経験】
はじめに
まず最初に宣言しておきます。
この記事に一切の嘘、偽りはありません。
自分の身に起きた事を書いていくだけです。
もしかしたら記憶がすこし曖昧で細部が間違っているかもしれませんが、絶対に嘘は書かないことをお約束します。
事の始まりは、人生で始めてあった金縛りでした。
1.初めての金縛り
皆さんは金縛りとはどういうものかご存知ですか?
よく恐い話とかで出てきますが、霊は一切関係なく、疲労がたまっていると結構なりやすいイメージです。
そして、意識ははっきりしているのに体が一切動かせない、声も出せない、というのが一般的に言われている金縛りではないでしょうか。
意識はあるのに声も出せず、体も一切動かせない?
そんな面白い状態になる事があるのか!?
当時の私はそう考えていました。
そして、人生初の金縛りにあったとき、分かりました。
金縛りにあうと本当に何もできないんだな、と。
耳鳴りがしたと思った矢先、まぶたは閉じ、指先をわずかに動かす事もかないませんし、どんなに目を開こうとしても開けない。
どんなに頑張って声を出そうとしても一切出せないのです。
初めての体験にすごくわくわくした事を覚えていますね。
2.頻度が多く
人生初の金縛りを経験してから、何故か金縛りにあう事が多くなりました。
その頃よっぽど体が疲れていたのか?と思い返してみますが、
別にそんな事もなかったと思います。
多いときは一週間に3回くらい金縛りにあってました。
最初はものめずらしさもあり、楽しんでいたのですが、回数を重ねるごとにだんだんと億劫になってきました。
さっさと金縛り終わらないかな?とか考えていたと思います。
そんなある日、また金縛りにあって早く終わらないかな~と思っていると、
キィ~と部屋の扉が開く音がしたのです。
体が動かせるようになって部屋の扉を見ると、確かに開いてました。
部屋の扉はきっちり閉めないと時々開いてしまうことがあったので、それかなと思っていたのですが、しかし、その日を境に、段々と変な事が起き始めたのです。
3.幻聴…?
あいも変わらず金縛りにあっている時、部屋の扉がキィ~と開く事が多かったのです。
金縛りは霊とは関係ないと分かっている私でも、段々と不気味になってきました。
そのせいなのか、キィ~と部屋の扉が開いたと思ったら、今度は誰かが入ってきたような気配がしたのです。
金縛りが解けてすぐに部屋の中を見ますが、勿論誰もいません。
恐くなって布団をかぶって寝たことが何回あったことか、、、
そして、次の金縛りでも同じように部屋に誰かが入ってきた気配が。。。
その気配は、金縛りにあうごとに部屋をぐるりと回るようにして、私のほうに近づいてきました。
近づくにつれ、その何かが何かつぶやいているような、ぼそぼそとした声が聞こえてくる気がしました。
いや、気のせいではありません。
間違いなく何かをつぶやいていました。
なんで、、、なんで、、、
女性の声で何度もなんでとつぶやく声、、、
金縛りにあうときは耳鳴りがするのですが、耳鳴りがした瞬間飛び起きる事で何とか金縛りを回避することが出来た日もありました。
しかし、必ず防げるわけではなく、耐えられず金縛りにあってしまうたび、声が聞こえ、気配が近づいてくる恐怖、、、
そして、その気配が枕元に来たときでした、、、
4.まさかの結末
金縛りにあうと、本当に何もできない。
なのに、周りの声ははっきり聞こえるし、思考は出来る。
本当に地獄です。
その日も金縛りにあい、気配はまっすぐ私の枕元に。
その日もなんで、、、なんで、、、と女性はつぶやいていました。
今までは立っている状態でつぶやいていたので声が遠かったのですが、
仰向けになって金縛りにあっていた僕の顔の前でつぶやいているような感覚がありました。
「なんで、、、、なんで。なんで!!!」
段々と語気が強くなる。何もできない私。
ただその声を聞くしかできませんでした。
「なんで!!!なんでなんだ!!!!
ウエキ!!!!!」
・・・・・私はウエキじゃないのですが。
そして金縛りは解け、以降この女性の声を聞くことはありませんでした。
金縛りには今でもときどーきあいますが、女性の声は聞こえません。
これはいったいなんだったんだろう、、、と今でも思います。
皆さんも金縛りにあったら何か声が聞こえないか耳を傾けてはいかがでしょうか。
今では金縛りが少し恐くなってしまったnico-chanでした。